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【秋の読書祭り】秋の夜長を読書で有意義に過ごそう!途中で飽きないおすすめ小説10選

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今年の秋はたくさん本が読みたいんだけど、いつも前半は面白くて読むけど後半になると飽きちゃうんだよなぁ…。飽きずに読める面白い本ってないのかなぁ。

 

本日の記事内容

 

途中で飽きない続きが読みたくなる小説を10選ご紹介。

 

 

秋と言えば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「読書の秋」など秋にしかできない楽しみが増えてきますよね。

 

わたしは、その中でも「読書の秋」が一番好きで、年間100冊読んでいるうち6割は秋に読書をすることが多いです。

 

今回は、本の虫と呼ばれていたわたしが今年の「読書の秋」にピッタリなおすすめ小説10選をまとめました。

 

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今年の秋は「読書」に挑戦したい!

 

でも、いつも前半は面白いと思って読んでいるんだけど後半でいつも飽きちゃって読めない…

 

なんてことありませんか?

 

そこで、年間100冊のうちほぼ小説を読んでいるわたしが『続きが気になって眠れないほど面白い小説』を10選ご紹介します。

 

この記事で紹介する本を読み始めると寝不足になる可能性があるので、注意してください。

 

面白い小説を読んで、今年の秋の読書祭りを盛り上げちゃいましょう!

 

 

なぜ秋は読書に適した季節なの?

 

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読書の秋っていうけど、なんで秋は読書をするといいの?

 

と、疑問に思いますよね?

 

みなさんは「秋の夜長」という言葉を知っていますか?

 

言葉の通り秋になると日が落ちるのが早くなり、たちまち夜になりますね。

 

中国では「秋の夜長は、明かりを灯して読書をするには最適だ」という言葉があり、そこから「読書の秋」が日本に伝わったと言われています。

 

秋になると気温が18℃~25℃と比較的すごしやすくなるので読書も捗るということですね。

 

今年は猛暑で、外で読書をするにはまだまだ暑いのでエアコンの効いた部屋で有意義な読書タイムを楽しみましょう。

 

読書していると途中で飽きてきませんか?

 

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本は読みたいけど、途中で飽きて最後まで読めたことがない…

 

そんな経験ありませんか?

 

それは、本にしっかりと心を掴まれていないこと…が原因かもしれません。

 

本に心が掴まれてないってどうゆうこと?

 

小説はビジネス書と違って、複数の人間ご登場し様々な感情が生まれるなか物語が進みます。

 

時には感動して涙がでたり、面白くてクスッとなったり、キュンキュンしすぎて叫びたくなったり…

 

つまり、感情移入ができるのが小説です。

 

小説を途中で飽きて読まなくなるのは、感情移入が出来なくなるからです。

 

なんで、感情移入できなくなるのか…

 

答えは簡単です!

 

話の内容に興味が無くなってしまうからです。

 

大学で興味のない授業を聞いていても退屈ではありませんでしたか?

 

興味のない話をコンコンと見たり聞いたりするなんてゴメンですよね?

 

でも、小説に興味ないとかあるとか…見分けられるの?

 

こちらの答えも簡単です!

 

興味のあるテーマの本を選ぶのです。

 

小説にも様々なジャンルがあります。さらに、どんなテーマを扱っていて何に興味があるのか絞っていくと飽きずに最後まで読了することができます。

 

小説のあらすじを読んでみましょう。

 

どんな主人公が、何を通して成長していくのか…

 

自分の境遇と重ね合わせてみてもいいでしょう。

 

小説選びで大切なのは、「共感性」です。

本選びに関しての詳しい記事もまとめたので、そちらを参考にしてください。

>>>>失敗しない本の選び方

  

続きが気になって眠れない!?おすすめ小説10選

 

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ここでは、わたしがこの秋におすすめする小説を10作品紹介します。

主人公や何をテーマに扱った小説なのか、ネタバレなしで紹介していくので安心してください!

 

気になった小説は、ぜひ手に取ってくださいね。

 

➀:ツナグ (著者:辻村深月)

 

主人公:死者と交信ができる男子高校生

テーマ:生と死、大切な人に先立たれて残された人の人生

夜更かし:★★★☆☆

切ない:★★★★☆

 

死者と会えるのは一度だけ。

生きること死ぬこととは何か…言葉の一つ一つが心に響きます。

一度きりのチャンスを自分だったら誰に会いたいのか、考えずにはいられないそんな作品です。

 

 

➁:旅猫リポート (著者:有川浩)

 

主人公:猫好きな青年・飼われている猫

テーマ:家族

夜更かし:★★☆☆☆

衝撃:★★★☆☆

号泣:★★★★☆

猫が好きな青年とその猫の旅物語。

猫目線で描かれている人間の世界がとってもユーモア。

旅先で出会う人々と青年と猫の関係にほっこり、癒される小説…だと思ってたらまさかの展開に…

 

真実を知って涙しないわけがない…そんな作品です。

 

 

 

③:きりこについて(著者:西加奈子)

 

主人公:ブスな少女

テーマ:自分らしく生きるとは

夜更かし:★★☆☆☆

共感:★★★★☆

ブスな少女が主人公。ブスの表現が強烈です。

時々クスっと笑える場面があったり、衝撃的な登場人物が現れたり…

 

ブスだからといって、どうしてわたしは隠れて生きなくちゃいけないの?

 

主人公の少女が生きるために本当に大切なことを学んでいきます。

共感性の強い主人公の魅力に引き込まれるそんな美しい作品です。

 

 

④:君の膵臓を食べたい(著者:住野よる)

 

主人公:陰キャと言われている男子高校生・病気を患っている同級生の少女

テーマ:ボーイミーツガール

夜更かし:★★★★☆

切ない:★★☆☆☆

衝撃:★★★★★

最近話題になった1冊ですね。

平凡は陰キャの少年と病気を隠している美少女のボーイミーツガール物語…

 

二人の関係にドキドキしながら読み進めていくとまさかのどんでん返し…まさかの展開すぎて戸惑いが隠せきれませんでした。

 

タイトルに隠された秘密を知ったら、当分夜も眠れないかも…

 

 

⑤:舟を編む(著者:三浦しをん)

 

主人公:辞書一筋の真面目で冴えない男性会社員

テーマ:言葉の力

夜更かし:★★★★☆

胸キュン:★★★★☆

これほど言葉に対して真摯に向き合っている作品は出会ったことがありません。

辞書作りってなんて面倒くさくて繊細で美しい作業なんでしょう!

言葉は時には、武器になるといいますがまさしくこの作品に登場する言葉は強うそうなものばかり…

 

胸キュンポイントも程よくて、「キャー!」って叫びたくなるほど(笑)

何回読んでも飽きない作品の一つです。

 

 

⑥:失われた物語(著者:乙一)

 

主人公:脳死になり死にたいのに死ねない男性

テーマ:幸せの形

夜更かし:★★★☆☆

飽きない:★★★★☆

ミステリー:★★☆☆☆

この作品は、脳死の男性の物語から始まります。その他7つの短編集が収録さてた作品。

 

それぞれの「幸せ」を変わった切り口で表現されていて、感情移入が難しいかなと思っていましたがそんな心配はいりませんでした。

 

ジャンル的にはミステリーなのですが、優しくて切ない死を通しての「幸せ」を考えさせられる作品です。

 

 

⑦:蜜蜂と遠雷(著者:恩田陸)

 

主人公:ピアノの才能がありすぎる養蜂家の少年

テーマ:音楽・挑戦

夜更かし:★★☆☆☆

音楽:★★★★★

長編作品で読みにくいかな…と心配される方が多いかもしれませんが、さすが恩田陸先生、読者の心の掴み方を熟知されています。

 

ピアノに魅了された人々が日本で開催されるピアノコンクールを巡る物語ですが、文章から音が聞こえてくるのは初めての経験でした。

 

さすが、2018年度本屋大賞を受賞された一冊です。

全く優勝者が予想できないので、先が気になって読み進めるスピードが止まりませんでした。

 

分厚い本だなぁ~とビビるかもしれませんが、思ったよりも読書初心者に優しい一冊になっています。 

 

 

⑧:西の魔女が死んだ(著者:梨木香歩)

 

主人公:学校に行くのが怖くなった少女・魔女のおばあちゃん

テーマ:自分の居場所の見つけ方

夜更かし:★★☆☆☆

感動:★★★☆☆

ほっこり:★★★★☆

自分に適した居場所が欲しい…それは人間の永遠の悩みではないでしょうか。

悩むより、自分が生きやすいように自分の心を変えていくことが大切なんだよ…と主人公のおばあちゃんは教えてくれます。

 

豊かな自然の中で、気持ちを落ち着けさせてくれる力が籠った一冊。

一歩踏み出せずに悩んでいる人の背中を優しく押してくれる…そんな心強い作品になっています。

 

 

⑨:博士の愛した数式(著者:小川洋子)

 

主人公:認知症になった数学博士・介護を担当している女性・その女性の息子

テーマ:家族を越えた絆・数学の美しさ・思いやり

夜更かし:★★☆☆☆

癒し:★★★★★

数学:★★★★★

毎日思い合いながら過ごす3人の日常がとても温かく微笑ましいです。

疲れた心を癒すのにピッタリの作品です。

 

認知症になった博士の数学に関する話がなんとも心に響きジーンとなります。

わたしは学生時代全く数学ができませんでしたし嫌いな科目でした。しかし、博士の数学に対する思いを知るとなんて素敵な学問を知ることができたのだろう…と感動します。

 

数学はただの学問じゃない。人と人とを繋げる優しい学問だということが伝わる作品です。

 

 

⑩:小説の神様(著者:相沢沙呼)

 

主人公:小説を書くことに苦しむ少年・それを激励する少女

テーマ:小説を書く・物事に真摯に向き合う大切さ

夜更かし:★★★★☆

勇気:★★★★☆

応援したい:★★★★★

小説を生み出す苦しみを徹底的に描かれています。

主人公は何度も何度も自己否定に陥り、ネガティブ思考に支配されます。

 

「あなたは何のために小説を書くの?」

 

この言葉はわたしにも突き刺さりました。

 

二人がもがき苦しみながら答えを出していく姿は感動で震えるくらいでした。小説を書くことが主なテーマですが、困難に立ち向かいその中から見つける大切なことはわたしたちが物事に向き合う姿勢と同じでしょう。

 

真摯に向き合う全ての人に勇気をくれる作品になっています。

 

 

さいごに

 

 秋の夜長のお供に…気になったテーマや主人公はいましたか?

 

今年の秋は、読書に挑戦したい…でも、話に飽きて全部読むことができない。

 

と、悩んでいる方におすすめする小説を10選紹介させていただきました。

 

読書は心の栄養です。本を読むことで心がどんどん育っていきます。

本を読むことは、知識やノウハウを得られるだけではなく、たくさんのメリットがあります。読書のメリットについて、詳しくまとめたので合わせてお読みください。

>>>>読書のメリットとは?

 

読書の秋を存分に楽しんでください。

 

本日も読んでいただきありがとうございました~